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さくら餅(桜餅)

先週末の春の大雪。昼過ぎまでものすごい勢いで降り、あれよあれよという間に地面も屋根も真っ白。どうなるんだろうと、心配していると1時すぎには止み、青空が広がり日差しも出てきました。積もった雪は瞬く間に溶けて行きます。雪とはいえやはり春なのですね。
sakuramochi.jpg
身を語りゐて春水は流れ急く
女流俳人中村汀女さんがさくら餅によせて詠まれた句です。
(出典:『中村汀女 伝統の銘菓句集』女子栄養大学出版部)
窓の外の雪の名残に眼をやりながら、ひな段に飾られていたさくら餅をいただきました。
桜の葉の香りが口いっぱいに広がります。桜の葉の香りはまさしく春の香りです。いつの頃からでしょうか。お雛祭りにはかかせないお菓子になっています。桃の節句なのに桜でいいのかなぁと思ったりしますが、薄い桃色の皮(お餅)といい、あの香りといい、愛らしいお雛さまにぴったりだし、春の訪れにふさわしいお菓子だと思います。

私はさくら餅の葉をお餅と一緒に食べるのが好きなんですが、お作法としてはどうでしょうか。食べるのが普通という人もいるし、食べないのが当たり前だという人もいます。でも葉のまま口に入れると香りがいっそう漂うのでたまりません。1年かけて漬け込んだ葉を捨ててしまうのはもったいない。さくら餅に使う桜の葉は、大島桜(オオシマザクラ)の葉が一般的だそうで、伊豆地方では葉を取るためだけに大島桜を栽培しているそうです。どんな種類の桜の葉でもいいわけではないのですね。庭のソメイヨシノの葉ではダメなのかぁ…
ところでさくら餅には2種類あるのをご存知ですか?
うすく焼いた小麦粉の皮でこしあんを巻き、それを塩漬けした桜の葉で包んでいるのがさくら餅だと思っていましたが、関西では道明寺粉を使ったものが一般的なのだそうです。それはこちら(関東)で「道明寺」と呼んでいる椿の葉で包んだお菓子に似ています。写真のは関西のさくら餅になります。京都の「亀屋良長」さんのさくら餅です。
さくら餅は立春を過ぎた頃から和菓子屋さんの店先に並びはじめ、4月の桜の季節が終わる頃には草もちにバトンタッチしてしまいます。お花見前にもう1、2回くらいはさくらの香りを味わっておこうっと。
トラックバックを送ったブログ:「春はやっぱり桜餅!」

Comments:3

forcek 05-03-13 (日) 23:35

まーなんと上品なさくら餅への句でしょうねー、さくら餅から草もちにと女性は花より団子ですかねハハハ。

mariko 05-03-14 (月) 0:06

そうね、欲張って花も団子もかな。今年は桜の開花が遅れるそうだけど今からお花見が楽しみです。コメントありがとうございました。

「がるる~」な毎日 06-03-28 (火) 20:33

さくら餅&みたらしだんご

今日のお茶菓子は春ですね~今日のお茶菓子はさくら餅で~す!(^○^)やっぱりこの季節、さくら餅ははずせませんね。大好物なんですよ~さくら餅~例によって赤石…

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