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2004年05月26日

●父の日の贈り物

今年の父の日は6月20日の日曜日です。
なにがいいかなぁ。父の日は、母の日以上に悩んでしまいます。
お父さんってなにが好きだったかなぁなんて考えながら
選んでみました。
いろは堂からの父の日の贈り物をどうぞご欄ください。

いろは堂でははじめて「セットもの」もご用意してみました。九谷焼のお湯呑みと美味しい新茶のセットです。
東京の狭山の深蒸し茶を扱えることになりましたので、一足お先に父の日の贈り物でご紹介いたします。

父の日の贈り物のご注文は6月13日までにお願いいたします。
お選びいただきました贈り物は6月20日日曜日にお届けいたします。

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父の日、黄色のバラ

母の日には赤いカーネーション。父の日には?
日本では黄色のバラなんだそうです。

父の日は、母の日と同様、アメリカで生まれました。幼い頃に母を亡くし、男手ひとつで育ったある夫人が、今は亡き父親の深い愛情に感謝し、父の日を作ろうと運動したことが全米に広がり、6月の第3日曜日が父の日として正式な祝日に制定されるまでになったのだそうです。
夫人が1909年に制定を嘆願してから、7年後の1916年、ウィルソン大統領のもと、6月の第三日曜日が父の日と認知され、なんと、1972年には、ニクソン大統領下で国民の休日となったという歴史があります。

日本の父の日は、1950年頃から普及したようですが、これにはデパートでのセールが一役かったようです。

この夫人が父親の墓に白いバラを供えたことで、父の日の花は白いバラになったのだそうです。
でも母の日のカーネーションのような定説が見つかりません。父の日の花はバラという説。父親が健在なら赤いバラを、亡くなって以後は白いバラ。黄色いバラという説もあります。出典が明らかではないのですが、なんでも父の日のシンボルカラーは「黄色」なのだそうです。

「黄色」は「身を守る色」。転じて「無事の帰還を祈る色」だそうです。そういえば、「幸福の黄色いハンカチ」なんていう映画がありましたよね。家族の大切な人を「守ってください」、「無事に帰ってきますように」という祈りの色というわけなのですね。

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お父さんにバラってなんだか似合わないなぁ。しかもお高いじゃないの。
お父さんにバラかぁ...と庭を眺めているうちに思い出しました。
父が庭のバラの木にかがみこんでいる姿を。
バラの枝をつまんでなにやら熱心に観察している様子。
「バラはむずかしいね。すぐに病気になる」
「どんこ病ってやつかな、白くなっちゃってる」
8年前に亡くなった父にお花なんて贈ったことなどありません。
父が花束を抱えている姿なんて想像できません。
でも毎年さつきの盆栽の植え替えをしたり、椿が咲けば一枝無造作に
コップに挿して写生してたなぁ。
知らない間に芽を出して春一番に咲いてくれるムスカリも父が植えた球根です。
そういえば植木や草花が好きだったなぁ。

2年ほど一緒に暮らした義父もベッドからまぶしそうに桃の花を眺めていたっけ。

父の日は、父親を考えるいい機会、日ごろの感謝の気持ちを伝えるいい機会
なのだそうです。なるほど、亡き父たちを想ういい機会でもありますね。

今年は思い切って黄色のバラの花を買ってみようかな。
で、冷えたビールで乾杯でもしようか、おとうさん

2004年05月21日

●神代植物公園と深大寺

神代植物公園バラフェスタ

東京都調布市に深大じんだい寺と神代じんだい植物公園があります。どちらも「じんだい」なのだけれど字が違うのですね。それはさておき、植物公園のほうでバラフェスタが開催中なので行ってきました。ため息が出そうなほど美しいバラに圧倒されました。


実に様々な色や形のバラが咲いています。バラは毎年新種が作られ、世界各地でコンクールも行なわれています。この公園にも新作が展示されていました。バラフェスタの開催は5月23日までですが、バラ園はまだまだ楽しめます。

燃えるような色のバラ かぐわしい香りのバラ 新作のバラ


深大寺元三大師堂
神代植物公園の裏門からすぐのところに深大寺があります(裏門を出るときに係りの人に言えば、公園に再入場できます)。天平5年(733年)に開山されたという由緒ある寺で、銅像釈迦如来倚像などの国の重要文化財があります。数度の火災を経てきたため、現存する最古の建物は茅葺の山門だそうです。境内には高浜虚子の句碑などが多数あります。

遠山に日の当りたる枯野かな  

門前には何軒ものお店が軒を連ねていて、お土産を買うのも楽しみです。サルやヒツジの形をしたかわいい土鈴もありました。深大寺そばも有名です。お店で売っていた土鈴

2004年05月13日

●お茶はどのように作られるか

新茶の葉
茶畑では今、つやつやとしたお茶の若葉がそこかしこから頭を出しています。このお茶の葉がどうやって私たちが飲むお茶(煎茶)になるか、皆様ご存知でしょうか。実は様々な工程を経てようやく「お茶」になるのです。

普段、私たちが飲んでいるお茶の多くは機械で製茶されたものです。というのも、すべて手作業で、すなわち「手揉み」でお茶を作るのは大変な重労働であり、現在ではほとんどの作業が機械化されているからです。けれども一方で、茶業者の方達の中には昔ながらの「手揉み」の技術を保存していこうという動きもあるようです。
手揉みの工程、回転揉み、円内はこくり

「手揉み」でお茶を作る場合、摘んできた茶葉を蒸した後、葉振るい、回転揉み、重回転、などの諸々の工程を通してかれこれ3時間ほどもほとんどずっと揉み続け、さらに乾燥を経て、ようやく「お茶」に仕上がります。一言に「揉む」と言っても各工程で動作は異なり、微妙な手さばきが要求されますし、また身体全体を使わなければなりません(腰がいた〜くなるらしいです)。一回に作れるお茶の量も限られています。

製茶の機械、揉捻機
というわけで、私たちがお店で買ってくるお茶はたいていの場合、機械で作ったものなのです。機械の場合、手揉みの工程に対応するような機械があって製茶されていきます。機械化のおかげで、明治以降、一般庶民でも煎茶を気軽に飲めるようになったといいます。
私たちが何気なく飲んでいる日本茶も、実は多くの人が関わって長い時間をかけて発展してきたと考えると、新茶をゆったりとした気分で味わってみたいという気持ちになりますね。


2004年05月07日

●私の好きなお茶 − 静山

どういうわけか、子供の頃からお茶が好きでした。そんな僕が生涯の友とも言えるお茶にめぐり合ったのは、たしか昭和58年頃でした。以来、今日までずっと同じお茶を飲み続けています。

その頃、知人から紹介された不動産屋の社長さんに「ここは値上がりしますよ」と勧められて、東京の中央線は高円寺駅の近くに中古の小さな家を購入したばかりでした。駅から商店街に入ってすぐの左手に「茶処つきじ」というお店があります。お茶はこのお店にありました。「静山」という銘がついています(この名前も気に入っています)。値段は100gで500円。静岡の藪北という品種、深蒸し、そして露地ものです。

「露地もの」というのはハウスではなく自然の環境で育てたもの、ということですね。露地とは、雨や露がじかにあたる地面、茶室へ通じる庭内の通路、または茶室の庭。「路地」とも書きます。仏教用語では、俗界を離れた静かな境地、だそうです。

英語で露地ものに相当する表現は、garden-grown とか raising outdoors あたりのようですが、イマイチ風情がありませんね。紅茶の世界だと、何か含蓄のある言葉があるのかもしれません。どなたかこのあたりのウンチクを披露してくれる人はいませんか?

千利休は露地のことを「浮世ノ外ノ道」と言い、茶の湯の世界を日常世界から隔絶する結界としての役割もある、と言っています。おいしいお茶を飲んで、浮世の煩悩からしばし解き放たれた時間を過ごせれば、一石二鳥。

閑話休題

さて、静山とのめぐり合いは、私の母校の先生のお宅を訪ねたことがきっかけです。ある用事で先生宅を訪ねた折に、奥さんが出してくれたお茶を一口飲み、今までに味わったことのないまろやかな味で、思わず「あの、このお茶なんというお茶ですか」などと奥さんに尋ねてしまいました。奥さん、微笑みながら「フカムシ茶です。静岡のものですね」。「フカムシ茶」が「深蒸し茶」であると教えられ、その名前をしっかり記憶に刻みつつ、帰りに買っていこ、と決心していました。帰路、新宿のデパートに寄り、フカムシ、フカムシ... と物色しているとすぐに見つかりました。静岡のものを選んで購入。急ぎ足で家にたどりつくや、早速お湯を沸かして淹れてみました。「う〜ん、なにか違うなぁ」。どうも、先生のところでいただいたあの味ではありません。と、そういえば、駅前でいつもお茶を煎る香りがしていたなぁ、と思い出し、そういうところなら良いお茶があるかもしれないと思い、明日寄ってみることにしました。翌日、商店街を歩いているとお茶を煎る香りがします。ああこれだ、と思いつつその香りに牽かれるようにしてたどり着いたお店が「つきじ」だったのです。お店に入って深蒸しのお勧めの銘柄をと頼むと、「これが値段も手ごろでよろしいかと」と出されたのが「静山」でした。

その後、同じお店でもっと値段の張るお茶に切り替えてみたり、他の店で買ってみたりと、色々な種類のお茶を試してみましたが、結局、「静山」にもどってきています−別に「つきじ」の宣伝をしてくれと頼まれているわけではありません、ホントに。たいていの人がおいしいと言ってくれています。ひょっとしたらそれはお愛想なのかもしれないのですが… 味覚も人それぞれなので、どうってことない、という人ももちろんいるでしょうけれど、私はこれからもこのお茶を飲み続けることでしょう。

このお茶に接していてひとつ思うのは、作りの「丁寧さ」です。このお店にはきっと自分のお店の味を出そうと一所懸命頑張っている親父さんやあるいはその後継ぎがいるに違いない、そう思わせる丁寧さですね。

2004年05月03日

●ポピー、ポピー、ポピー

カリフォルニアポピーと矢車菊
春うららかなゴールデンウィークの一日、立川の国営昭和記念公園を訪れました。広大な敷地を貸自転車でサイクリングするのは爽快そのもの! 公園中央の「みんなの原っぱ」ではアイスランドポピーが満開で、大勢の人が花を楽しんでいました。

でも、皆様。「コスモスの丘」は、カリフォルニアポピーと矢車菊でもっと素晴らしい景色でしたよ(冒頭写真)。秋にはコスモスで彩られるこの丘が、今はオレンジ、クリームのポピーと薄紫色の矢車菊で見事に染められていました。しかも、あまり宣伝されていないためか、それとも青梅線西立川駅側の入口からはかなりの距離があるせいか、人も多くなくて静かに花を楽しめます。

ポピーはこれからシャーレーポピーも加わって、五月いっぱい楽しめそうです。ポピー以外の花もたくさん咲いていました。花木園では牡丹が咲いていましたし、シャクヤクももう少しすると咲きそうです。そのほか、オオデマリ、ハーブ類、またどこかでタイサンボクの花も目にしました。ゴールデンウィークでも、それが終わってからでも、訪れてみてはいかがでしょうか。

みんなの原っぱのアイスランドポピー オオデマリ ハーブ類