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2004年11月25日

●いろは堂からのお知らせ:新登場。七尾の和ろうそく その1

2004年11月21日

●いろは堂からのお知らせ:新登場。七尾の和ろうそく その1

warousoku_flame.jpgこの秋、石川県能登半島「七尾の和ろうそく」が新登場いたしました。日本の手仕事の美しさをお届けいたします。

これが和ろうそくのあかりです。まろやかな美しい炎です。ぼんやり燃える炎には気品すら感じます。電気を消して、和ろうそくのあかりだけ。独特の香りが漂います。大切な記念日にふたりでワイングラスを傾けたり、クリスマスには家族そろって静かな聖夜の雰囲気を味わったり。「世の中が明るすぎる...」という高校時代の友人の言葉を思い出しました。秋の夜長、見えないものが見えてきそうな気がします。

★手描きのものは在庫切れの場合、お届けまで2週間から3週間程かかってしまいます。ご注文をいただきましたら在庫の確認をし、追ってご連絡いたします。申し訳ありませんがご了承いただけますようお願いいたします。


2004年11月11日

●小学校でお茶作りを指導

秋も少しずつ深まってきて東京でも木々の葉が色づきはじめました。北国ではもうすぐ雪の降り始めるところもあるでしょう。ただでさえ寒くなると心細くなってくるものです。ましてや地震の被災地の皆様のご心労はいかばかりかと思います。寒さと雪に耐えられる住宅に一日でも早く落ち着くことができますようお祈りしています。


手揉み茶づくりの実演
さて、東京の瑞穂町は狭山茶の産地です。秋のある一日、生涯学習の一環として同町の小学校で、お茶づくりの体験会が行なわれました。いろは堂のお茶の製造元である本比園さんも、その講師の一人として参加しました。写真の紺の作務衣の人です(インターネット初公開!?)。


一般に販売されているお茶はほぼすべて機械で製茶されたものですが、この日は皆で手揉みのお茶を作りました。広い体育館で大勢の生徒さんや保護者の方が、まずはお茶の葉っぱに触れてみます。そして、本比園さんも含めた東京狭山茶手揉み保存会の人たちの実演を見てから、実際に手取り足取り教えてもらってお茶を作っていきました。

ただ、お茶の葉っぱを揉めばできるだろう、などという簡単なものではないんですよ。蒸した茶葉を、手の平ばかりでなく、腕や腰、身体全体を使ってしっかりと揉んでほぐして撚って、といった作業を長い時間続けなければできないのです。どの子も一生懸命に取り組んで、最後にはなんとか乾燥させて、できたお茶を皆さんで分けることができたようです。

手揉み茶づくり指導風景
お家に持って帰って淹れたお茶はどんな味でしたか? 皆で力を合わせて作ったお茶はきっととってもおいしかったことでしょうね。本比園さんも小学生の皆さんになつかれて(ホント?)楽しかったそうです。


2004年11月04日

●あこがれの九谷焼「釉裏金彩の大皿」 その2

釉裏金彩(ゆうりきんさい)という技法は、まず磁器の素地に絵具を掛け地色をつくり、その上に絵柄に切った金箔を置いて焼き付け、さらに透明釉を掛けて焼き上げるというものです。つまり地色の釉薬と透明な釉薬とで金箔をサンドイッチしているわけです。

いわゆる金彩という技法では、器の表面に直接、金粉や金箔をのせて文様を描きますが、釉裏金彩では金粉や金箔で文様をつけた上にさらに透明な釉薬で皮膜を作ります。透明な釉薬、つまりガラスを通して金色の絵柄を透かし見ることになるので、描かれた絵が柔らかくなるのでしょう。金が剥がれないというメリットもあります。

やきものは中国渡来の技法がほとんどですが、釉裏金彩は日本生まれの技法だそうです。九谷焼では、1961年頃、竹田有恒という方によって始められましたが、吉田先生はそれを受けて、より洗練された独自の釉裏金彩を完成されたのだそうです。

薄緑色の地色に金で描く花木は吉田先生のワンパターンともいえる組み合わせ。しかし、このワンパターンこそが吉田先生が長年追求してきた独自の釉裏金彩であり、先生の究極の美の世界なのだそうです。金箔との相性のよい地色を求め、やっと行き着いた色がこの薄緑色=緑と黄色の中間のような色なのだと伺いました。

金の美しさとは、眩しさと輝きこそだと思っていましたが、その眩しさと輝きを抑えてなお、いや、むしろ控えることでその美しさが上品で洗練されたものになっていることに気が付きました。上品であることはほんとうに美しい。こんな女性になりたいものだと言ったらみんな笑うね...