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2004年12月29日

●餅つきで新年を

 2004年。この1年は皆様にとってどのような年でしたか。思い起こせば、鳥インフルエンザ、猛暑、次々とやってくる台風、新潟中越地震、それに浅間の噴火もありました。そして、もう新しい年へのカウントダウンも始まろうというときに、インド洋諸国を襲ったまさかの大津波。大変な年でした。

 それでも時は刻まれ続けます。いろいろありましたが、新たな気持ちで新しい年を迎えましょう。そして、日本の新年を迎えるには、お餅は欠かせません。今年、私が田植えから参加した里山体験では、収穫したもち米でお餅をつきました。

餅つき、こねる 餅つき、つく
 もち米をといで水に浸し、せいろで蒸し、そして杵と臼を使って餅をつきます。餅つきの情景としては、ぺったんぺったん、とつき、途中で合いの手が餅を返すというのが一般的でしょうが、そのようにつく前に、最初に蒸されたもち米を臼に入れたならば、杵を使ってそれを潰すようにこねる作業が必要なのだそうです。ある程度こねたらば、ぺったんぺったんとついていきます。そして滑らかな状態になれば出来上がり。

 辛み餅、最高。子供の頃はなんて辛いのだろう、と苦手だったけれど、今はあんこやきなこもよりも、こちらの方が好きになりました。やはり年をとったのか、それとも飲兵衛になったのか。帰りに古代米のもち米である「みどり米」(写真左)をお土産にもらいました。これをついたら緑色のお餅になるのね、きっと。ちなみに写真の右は赤米でうるち米です。ふつうのお米にちょっと混ぜて炊くとお赤飯のような美しい色合いになります。

 新しい年は地球市民、皆にとってよい年になりますように。
古代米、左が緑米、右が赤米

2004年12月21日

●いろは堂からのお知らせ:年末年始のおもてなしに

年末年始のおもてなしに
年末年始のパーティに活躍してくれそうな器を選んでみました。

今年ももうあと10日ほど。一年の締めくくりの時期になりました。年末年始を迎えるこの時期はなにかと集まりが多くなります。家族だけで過ごすクリスマス、何家族か集まって年忘れのパーティ、親しい仲間を呼んで新年会などおうちで開くホームパーティが楽しみです。

普段の続きだけどちょっとだけ特別という気分を演出できるように今年は器に凝ってみませんか。いつものお皿やグラスに、季節を感じる絵柄の小皿やトラディショナルな盛皿を加えるだけでちょっと贅沢で新鮮なテーブルセッティングになります。

ご紹介する器はすべて、年内10%OFFにてご提供いたします。

2004年12月09日

●生活のなかの植物

ろうそくの原料はハゼノキからとれますが、このハゼノキと同じウルシ科のウルシからは漆液がとれます。以前書いたトクサもそうでしたが、昔より人々は自然を上手に利用してきました。

ワタの花
我が家では今年、ワタを植え、花が咲きました。最初、芽がずいぶんと虫に食われ、花が遅かったのでまだ実は緑で固いままですが(もうこのままはじけずに終わってしまいそう..)、ワタの実からは綿がとれます。布団にしたり、繊維として利用したりするするわけですね。


オクラの花と実そのワタの花はとても綺麗なのですが、同じく庭に植えたオクラの花も黄色い美しい花が咲きます。よく見ると結構、似ているので何気なく調べてみたら、どちらもアオイ科の植物でした。葵と言えば、タチアオイ、モミジアオイ、芙蓉も同じ仲間。どれも夏に咲く、おおぶりの華やかな花です。


もうひとつ、トロロアオイもこの仲間。ご存知ですか、このトロロアオイ、和紙を作るときの材料のひとつです。ふつうコウゾやミツマタが和紙の原料として浮かぶと思うのですが、これにトロロアオイの根を木槌でたたいて作った粘液を加えて紙を漉くのですね。オクラもネバっとしているし、トロロアオイもトロトロ...。葵科の植物っておもしろい、と思った次第です。ワタは同じアオイ科でもワタ族でちょっと系統が違うようです。利用法はさまざま、食べるだけではなく身近な植物を生活に取り入れる先人達の知恵には感心!
トロロアオイの根、粘液を利用する