●和紙と言えば
和紙と言えば、私も和紙作りを体験したことがあります。東京の五日市にある「ふるさと工房五日市」で紙漉きをしました。
五日市では昔から和紙、とくに軍道紙と呼ばれる紙を作ってきました。この紙は、楮(コウゾ)の樹皮を原料に、トロロアオイの根から取れる粘液を加えて作ります。漂白剤は一切使わないということですが、繊維が長く、年数がたつ程に白くなるそうです。非常に丈夫であることから、製茶用の焙炉(ホイロ)紙や障子紙、帳簿紙、和傘などに利用されてきました。
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和紙と言えば、私も和紙作りを体験したことがあります。東京の五日市にある「ふるさと工房五日市」で紙漉きをしました。
五日市では昔から和紙、とくに軍道紙と呼ばれる紙を作ってきました。この紙は、楮(コウゾ)の樹皮を原料に、トロロアオイの根から取れる粘液を加えて作ります。漂白剤は一切使わないということですが、繊維が長く、年数がたつ程に白くなるそうです。非常に丈夫であることから、製茶用の焙炉(ホイロ)紙や障子紙、帳簿紙、和傘などに利用されてきました。
今日、知人のちぎり絵展に行ってきました。色紙やカードに椿の花やクリスマスツリーを貼ったものが「ちぎり絵」とばかり思っていましたが、とんだ誤解でありました。油絵と見まがう風景画、静物画そして人物画。どれも紙を貼り付けた絵とは思えない表現力で、びっくりしてしまいました。
知人の作品は、猫の絵と静物画。遠目で見たときは油絵のように見えたのですが、近づいて見たら、細かくちぎった和紙を張りつけているのがわかりました。ツタのからまる垣根から顔をのぞかせてる可愛い子猫ちゃんのふさふさした毛の感じは、ちぎった和紙の長い繊維で表現されています。本物の猫の毛みたい。ポットと果物の静物画を見ると、微妙な色合いの果物は彩りを幾重も重ねてあります。果物の艶と光の影は最後に絵筆をさっと走らせて表現したよう。透明感さえ感じます。
きょうはまた東京お台場あたりでも雪が降ったそうです。弥生3月の天気は寒暖の差が激しい。先日、梅見に出かけましたが、そのときはボカボカ陽気。三寒四温で暖かくなっていく頃、寒さに凍える梅が見られる日もあれば、陽光あふれるなかにそこはかとない香りを漂わせ咲く梅が見られる日もあります(左の写真は先週末の雪のときの梅の写真)。
出かけた先は、東京青梅市の梅郷です。梅郷という地名のとおり、ここは梅の花でいっぱい。家々の庭先には必ずといっていいほど梅が植えられていますし、吉野街道沿いの街路樹も梅。あちこちのお寺などに梅の名勝がありますが、なんといっても「梅の公園」が圧巻です。山間の地形を利用した園内には2万5千本もの梅の木があり、満開の頃に少し小高い所に上れば見事な眺望です。
水戸の偕楽園ではもうずっと前から梅が咲いているようですが、東京青梅の梅郷の梅は三月も半ばにさしかかろうというのに2分咲きぐらいでした。その後、少し暖かい日が続いたので、青梅市観光協会の案内では11日現在、4〜5分咲きだそうです。梅郷では3月末まで梅祭り期間となっていますので、今月いっぱいは十分に梅が楽しめます。
先週末の春の大雪。昼過ぎまでものすごい勢いで降り、あれよあれよという間に地面も屋根も真っ白。どうなるんだろうと、心配していると1時すぎには止み、青空が広がり日差しも出てきました。積もった雪は瞬く間に溶けて行きます。雪とはいえやはり春なのですね。

身を語りゐて春水は流れ急く
女流俳人中村汀女さんがさくら餅によせて詠まれた句です。
(出典:『中村汀女 伝統の銘菓句集』女子栄養大学出版部)
窓の外の雪の名残に眼をやりながら、ひな段に飾られていたさくら餅をいただきました。
桜の葉の香りが口いっぱいに広がります。桜の葉の香りはまさしく春の香りです。いつの頃からでしょうか。お雛祭りにはかかせないお菓子になっています。桃の節句なのに桜でいいのかなぁと思ったりしますが、薄い桃色の皮(お餅)といい、あの香りといい、愛らしいお雛さまにぴったりだし、春の訪れにふさわしいお菓子だと思います。