メイン | 花と緑 »

2007年01月05日

●あけましておめでとうございます

家族で静かなお正月を過ごしながらテレビのニュースを聞いていて気がつきました。
こうして当たり前のように年末年始を迎えているけれど、実は,これは奇跡的なことなのだと。

この一年皆さまがつつがなく健康に過ごせますように。

********* ********* ********* *********

2007年が始まりました。
いろは堂をいつもご覧頂いている皆さま、いつもありがとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年もまた日本の伝統工芸を皆さまにお届けできるよう、より一層の努力をしてまいります。そして日本人ならではの美しい伝統と文化や自然の中で育まれてきた日本の手仕事を現代の暮らしに取り入れたり、継承していく活動を続けていきたいと思っています。

2005年01月01日

●あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。
今年が皆さまにとって、明るく穏やかな年でありますように

初日の入

新しい年が明けた今日は、初日の出ならず初日の入りを拝ませていただきました。

昨日の雪がうそのように見事に晴れ渡った空。風はさすがに冷たいですがよい元日で、我が家恒例のお墓参りに出かけました。帰りちょっと寄り道をして「海ほたる*」へ行ってみたのです。ちょうど日の入りの時刻で、みごとな日の入りに遭遇しました。西の空一面は厚い雲に覆われているので太陽の姿は見えません。でも厚い雲と山々の稜線との間に横たわるわずかな雲の切れ目に、沈み行く太陽の輝きだけが見えます。だんだんとまぶしさを増す光を言葉もなく見つめていると、ついに雲の切れ間から太陽が現れました。目を開けていられないほどのまぶしさ。ものすごいエネルギー。太陽の最後の輝きであたり一面はオレンジ色に染まり、夫の顔も母の顔もまるで興奮しているかのように赤く見えます。

新しい年の最初の一日が終わろうとしています。終わりよければすべてよし。
今年もきっと色々なことが起こるに違いないけれど、確かに自然の力を前にしては私たち人間はほんとうに無力ではあるけれど、それでも人間の力でなくては成し遂げられないことがあるはずです。明るく穏やかな年にしなくてはと気持ちがちょっと昂揚した初日の入りでした。


*東京湾アクアライン海ほたるのこと


2004年12月21日

●いろは堂からのお知らせ:年末年始のおもてなしに

年末年始のおもてなしに
年末年始のパーティに活躍してくれそうな器を選んでみました。

今年ももうあと10日ほど。一年の締めくくりの時期になりました。年末年始を迎えるこの時期はなにかと集まりが多くなります。家族だけで過ごすクリスマス、何家族か集まって年忘れのパーティ、親しい仲間を呼んで新年会などおうちで開くホームパーティが楽しみです。

普段の続きだけどちょっとだけ特別という気分を演出できるように今年は器に凝ってみませんか。いつものお皿やグラスに、季節を感じる絵柄の小皿やトラディショナルな盛皿を加えるだけでちょっと贅沢で新鮮なテーブルセッティングになります。

ご紹介する器はすべて、年内10%OFFにてご提供いたします。

2004年11月25日

●いろは堂からのお知らせ:新登場。七尾の和ろうそく その1

2004年11月21日

●いろは堂からのお知らせ:新登場。七尾の和ろうそく その1

warousoku_flame.jpgこの秋、石川県能登半島「七尾の和ろうそく」が新登場いたしました。日本の手仕事の美しさをお届けいたします。

これが和ろうそくのあかりです。まろやかな美しい炎です。ぼんやり燃える炎には気品すら感じます。電気を消して、和ろうそくのあかりだけ。独特の香りが漂います。大切な記念日にふたりでワイングラスを傾けたり、クリスマスには家族そろって静かな聖夜の雰囲気を味わったり。「世の中が明るすぎる...」という高校時代の友人の言葉を思い出しました。秋の夜長、見えないものが見えてきそうな気がします。

★手描きのものは在庫切れの場合、お届けまで2週間から3週間程かかってしまいます。ご注文をいただきましたら在庫の確認をし、追ってご連絡いたします。申し訳ありませんがご了承いただけますようお願いいたします。


2004年09月01日

●敬老の日の贈り物その2

紫式部母方の祖母、おばあちゃんは働きものでお裁縫が上手な人でした。着物のリフォームもお得意で、おばあちゃんがよく着ていた絣がいつの間にか夏のワンピースになったり母の半纏(はんてん)になったりして驚かされたものです。
夏が終わる頃、よく、布を張り付けた長い板が庭に立てかけてありました。おばあちゃんの着物がばらばらの生地になって板に張り付けられているのです。これは洗い張りというもので、着物を解いてきれいに洗い、再び反物として蘇らせるための作業です。明治生まれのおばあちゃんでしたから物を大切にして長く利用するのがあたりまえだったのでしょう。私の浴衣の残り布でお人形の浴衣も一緒に縫ってくれた時はお揃いが嬉しかったなぁ。

けれど、あいさつはもちろんのこと、箸の上げ下ろしにも小言を言う躾に厳しいおばあちゃんでもありました。
「お口をもぐもぐしながらおしゃべりしたらお行儀わるい」
「ちゃんとお茶碗を持ってご飯を食べること」
「ご飯は最後まできれいに食べること。お百姓さんは一粒のお米だって作るのに1年かかるんだから。」
「初ものは仏様にあげてから」
「脱いだ靴はこっちをむけて揃えておきなさい」
「畳の縁を踏んで歩いてはいけないよ」
「子供は大人が話しているときはだまっていなさい」

「あぁもう、うるさいなぁ。あっかんべぇだ」幼いころの私は、なんてまあ、にくったらしいことを言う子供だったんでしょう。しかし、おばあちゃんに仕込まれた躾はしっかりと身体に染み付いていて、「あっかんべぇ」と言いながら走っていく私の足はみごとに畳の縁を避けていました。おばあちゃんの躾は人としての基本の基本でありました。徹底的に叩き込んでくれたことに感謝できるようになったのは、社会人になってからです。

切山椒(きりざんしょ)という和菓子をご存知ですか。「求肥(ぎゅうひ)」を細切りにした感じで、山椒の風味が特徴の餅菓子です。おばあちゃんのお気に入りのお茶菓子でした。最初の勤め先だった新橋で、老舗の和菓子屋さんの前を通りかかったとき偶然目にして「あ、おばあちゃんの...」。それからは見かけるたびに求めてはお仏壇にお供えするようになりました。わたしのおばあちゃんへの敬老の贈り物です。

2004年08月30日

●敬老の日の贈り物その1

9月20日は敬老の日。
「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」ことを趣旨として制定された国民の祝日です。人生の先輩方が長い時間をかけて築き、そして継承しつづけて下さった知恵や工夫、そして文化、歴史、科学などがあるからこそ今の我々があるのですものね。この日ばかりでなく、人生の先輩としてお年寄りや目上の方々を敬う心はいつだって持ち続けていたいです。

それでも敬老の日には、いつもお世話になっている方々や、ご両親、おじいちゃん、おばあちゃんにあらためて感謝の気持ちを伝えるのはすてきです。そしてこれからも元気で過ごしてくださいの気持ちを込めたプレゼントでも...

元気のもとは、なんといっても笑って過ごすのが一番だそうです。毎日のなにげない暮らしを少しでも楽しく気持ちよく過ごしていただけるような贈り物を選んでみました。それから、不老長寿の縁起物「ふくろう」と「高砂」の置物もご用意いたしました。いろは堂からの「敬老の日の贈り物」をどうぞご覧ください。

ご注文の締め切りは、発送の都合上、9月13日(月)までとさせていただきます。

2004年07月06日

●夏のご挨拶−お中元

夏の木と空
7月に入りました。夏を迎えるこの時期、日頃お世話になっている方や普段はなかなか会えない方へ感謝の気持ちを込めてご挨拶するチャンスです。

いろは堂でもお中元の品を揃えました。九谷焼の器に加え、九谷焼のお湯呑みと狭山の深蒸煎茶のセットや番傘風洋傘など選んでみました。

通常、関東では7月の初めから15日頃までに、関西では7月半ば〜8月15日まで贈るのが一般的だそうです。でもこの期間を過ぎても「暑中お見舞」、立秋を過ぎたら「残暑お見舞」として贈ることができるそうです。

わたしは「暑中お見舞」とか「残暑お見舞」としてお贈りすることが多いです。普段はなかなか会えない方、とくに高齢の方には「暑い夏、お変わりなくお過ごしでしょうか」という「暑中お見舞」もかねて、その方のお好きなものを贈ったりしています。

贈って嬉しい、もらって嬉しい
あれこれ考えて相手に喜んでいただけるものを贈ったつもりでも、相手にとっては不要なものであったり、気に入らないものであったりしますから、贈り物をするのはほんとにむづかしい。

それでも私は贈り物をするのって好きです。何がよいか、頭を悩まさなくてはならないのだけれど、贈ろうとする相手のことを一生懸命考えるのが好きです。これまでのお付き合いの過程から相手の好きなものやご家族のことなどさまざまなことを思い浮かべて、食べていただけそうなものや使っていただけそうなものを選びます。お気に召していただけたら幸いです...

皆様はいかがでしょうか。
贈って嬉しい、もらって嬉しいお中元ってどんなものですか。お中元に限らず、贈って嬉しい、もらって嬉しい贈り物についてご意見をお聞かせください。

両親の思い出とお中元
小学生の頃、父のところへほんの数年間お中元とお歳暮の時期に届けられていた陶器があります。焼き物の趣味などない父にいったいどうして、どなたが、当時の若手作家物の焼き物を、たとえそれほど高価なものでないにしても、贈ってくださったのか、父と母が亡くなった今となってはなぞです。
母は焼き物が大好きなので荷が届くたびに「あらぁ、ねずみしの(鼠志野)だわ。」とか「いい形のつるくび(鶴首)ね」と、鶴だ、鼠だと感嘆しては丁寧に包み直していました。

志野焼きのぐい飲みのセットは、すぐに父の晩酌の友になり、小学生だった私もすぐに鼠志野を覚えました。
母の一番のお気に入りは白釉のお湯呑み。どっしりとした丸みのある器で、お湯呑みにしては大きすぎない?というくらい大きいので、お茶をいただくときは両手の平で包むように持たなければなりません。当時の肥満気味の母の体型を思わせるのか、柔らかくてあたたかみのあるお湯呑みが、いつしか私も大好きになりました。

もう30年以上も前のお中元で、しかも残念なことに贈ってくだすった方も不明なのですが、ぐい飲みのセットとお湯呑みは今でも我が家で活躍しています。鼠志野のぐい飲みを徳利と並べると、白釉のお湯呑みに緑茶を入れると、自然と父と母のことを思います。

いつか大切な思い出になるお中元の贈り物もあるのですね。