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2004年12月09日

●生活のなかの植物

ろうそくの原料はハゼノキからとれますが、このハゼノキと同じウルシ科のウルシからは漆液がとれます。以前書いたトクサもそうでしたが、昔より人々は自然を上手に利用してきました。

ワタの花
我が家では今年、ワタを植え、花が咲きました。最初、芽がずいぶんと虫に食われ、花が遅かったのでまだ実は緑で固いままですが(もうこのままはじけずに終わってしまいそう..)、ワタの実からは綿がとれます。布団にしたり、繊維として利用したりするするわけですね。


オクラの花と実そのワタの花はとても綺麗なのですが、同じく庭に植えたオクラの花も黄色い美しい花が咲きます。よく見ると結構、似ているので何気なく調べてみたら、どちらもアオイ科の植物でした。葵と言えば、タチアオイ、モミジアオイ、芙蓉も同じ仲間。どれも夏に咲く、おおぶりの華やかな花です。


もうひとつ、トロロアオイもこの仲間。ご存知ですか、このトロロアオイ、和紙を作るときの材料のひとつです。ふつうコウゾやミツマタが和紙の原料として浮かぶと思うのですが、これにトロロアオイの根を木槌でたたいて作った粘液を加えて紙を漉くのですね。オクラもネバっとしているし、トロロアオイもトロトロ...。葵科の植物っておもしろい、と思った次第です。ワタは同じアオイ科でもワタ族でちょっと系統が違うようです。利用法はさまざま、食べるだけではなく身近な植物を生活に取り入れる先人達の知恵には感心!
トロロアオイの根、粘液を利用する

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