武蔵野の野草と湧水の庭園、殿ヶ谷戸

殿ヶ谷戸庭園  中央線国分寺駅から三分ほど歩いたところに都立殿ヶ谷庭園はありました。里桜に迎えられ、一歩中へ入ると静かに時間が流れていきます。


イロハモミジと松とモッコクの美しいこの庭は大正時代に作られ、その後、昭和初期に現在のような回遊式林泉庭園として完成したそうです。ここには武蔵野の地に息づいてきた野草が今尚、その姿をとどめていました。エビネ、ニリンソウ、キバナホウチャクソウ…。竹林は清清しく、竹の子も頭を出していました。
エビネ   ニリンソウ   次郎弁天池
管理所として使用されている本館 (中が公開されていないのは残念) は昭和初期のレトロな雰囲気ですが、湧水の流れ込む次郎弁天池や茶室は純和風で、和洋折衷の庭園の美しさを満喫できました。

1件のコメント

  1. 殿ヶ谷庭園は何度か訪れたことがあります。
    まるで自分の住処のような小さな庭園です。
    落ち着いていて「大好き」な場所の一つです。
    確かに本館に入れないのは少々不満が残ります。
    何で名勝の建物なのに事務所なんですか?
    お花も綺麗に咲いているようですね。
    明日早速伺ってみようかな・・!

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