今年も桜が咲く季節が巡ってきました。

日本人にとって、春と言えばやはり桜。誰しもお花見をした思い出や、この花の下での入学式や卒業式の思い出があることでしょう。桜を歌った歌も、万葉の頃から現代まで、枚挙にいとまがないほど。

桜はなぜこれほどに日本人の心を捉えて離さないのでしょうか。

花姿が可憐だから、花の咲いているときが短くて儚いから、一斉に咲く様が美しいからなど、理由はいろいろとあると思います。

そのひとつとして、この淡い優しい色というのも挙げられるでしょう。桜も種類によって、また咲く場所などによって濃淡などは変わってくるようですが、たいていは淡いピンク色です。桜色。

その桜色が可愛い和紙を集めてみました。包装紙や便箋、一筆箋、封筒など。どれも和紙の優しい風合いと可憐な色に心が和みます。

あしひきの 山桜花 日並べて かく咲きたらば いと恋ひめやも 
(山辺赤人 万葉集)