説明
香炉は本来の香の道具としてはもちろん、インテリアの小物としてもなかなか気の利いた存在です。日々の気分に合わせたお香の組み合わせをお楽しみください。
豆知識:
日本史上、初めて「香」の存在が示されたのは日本書紀の中でした。推古天皇の時代、つまり聖徳太子の時代です。日本書紀の現代語訳には、次のように記述されています。
「三年夏四月、沈香(香木の一種)が淡路島に漂着した。その大きさは三尺ほどもあった。島人は沈香ということを知らず、薪とともに竈(かまど)で焚いた。するとその煙が遠くまで良い香りをただよわせた。そこでこれは不思議だとして献上した。」
香が本格的に使われるようになったのは、それから150年ほど経過して、鑑真和上が日本に渡来されてからと言われています。和上が唐から持ち込んだモノの目録中に香の原料が数多く含まれていたことからそのように推測されています。
現在、お香には、直接火を付けるタイプ(線香、抹香など)、温めるタイプ(香木、練香、印香)、常温でも香るタイプ(匂香、塗香)などの種類があります。
こちらが参考になります >>> 「お香の種類」
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