草津温泉 その2

今回は温泉と草津の町について。
草津の湯は一般に「酸性含硫黄アルミニウム?カルシウム硫酸塩・塩化物泉(酸性低張性高温泉)」とされ、神経痛・筋肉痛・関節痛・皮ふ病・五十肩・うちみ・くじき等々に効くとされているようですが、難しいことはともかく、お湯に浸かれば理屈抜きにリラックスできます。さまざまな温泉のある大滝の湯、広大なスケールの露天風呂の西の河原温泉、無料で入浴できる18の共同浴場など、宿に泊まらずとも温泉を堪能できます。

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温泉街も風情があります。近代的なビルに作り変えられた旅館も多いのですが、昔ながらの姿を残した宿もあります。お土産屋さんをひやかすのも一興。名物と言えば「湯の花」でしょう。湯畑には涌き出した熱い湯を冷ますために木樋が並んでいますが、この中に少しずつ温泉成分が沈殿していきます。これを取り出して乾燥させ、湯の花として売っているのだそうです。もちろん温泉まんじゅう屋さんも何軒もあって、試食させてくれるのが嬉しかったりします。

湯の花を混ぜて作ることで独特の青さを出す温泉ガラスやカラフルな鼻緒がかわいらしい下駄もありました。そうそう、温泉たまごも売っていました。2時間ぐらいかけて作るということで、温かいたまごをその場で頂けます。変わったところでは「猫屋」さん。猫グッズがいろいろと並ぶ中、「またたび」(ホントに猫は好きなのかしらん?)が置かれていました。猫好きの方にはお勧めです。

温泉の湯のぬくもりと、自然の力の大きさと、古きと新しきの混在する温泉街のおもしろさに魅了された旅でした。
湯の花 下駄屋さんの店先 温泉たまご
(草津についてさらにお知りになりたい方は草津温泉公式サイトへ)