幇間(ほうかん)という絶滅危惧芸人 ― その1

幇間も、いずれはいなくなってしまうのでしょうか。それではあまりにさみしい……。お座敷遊びは、一部のいわゆる旦那さん(パトロン)だけのものではなく、一般の人にもぜひ経験してもらいたい、と七好さんは訴えていました。芸妓や幇間をあげて、普段接することのない別世界の楽しみを味わう。それは、結局、日本人が大切にしてきた、たしなみ...

美の陰に職人ありー日本女性の装いの美をたどる「和モード」展

この展覧会は、小袖や髪飾り、化粧道具、浮世絵といったサントリー美術館の所蔵品に表現された伝統様式を「和モード」と名付け、日本女性の装いの歴史と文化を伝えようとするものです。昨年3月末にオープンした東京の新名所、東京ミッドタウンにあるこの“和モダン”の美術館で、想像以上に優美で精緻な和モードの世界に浸ることができました。...

日本の伝統色

子の年 ねずみ年にちなみ ライターをしながら染織の勉強をしている親友からの年賀状で日本にはいろいろな鼠色があることを教えられました。 さっそく「日本の色」という本を見てみると、日本の伝統色の鼠色には「四十八茶百鼠」という言葉があるほど多彩な茶色と鼠色があるそうで、びっくり。(実際にこれだけの色数があったどうかはわか...