イラン人の大工さん

昨日は、とてもうれしいことがありました。会社のブログにも書きましたが、カナダに移住するために必要な書類の英語への翻訳を依頼してきたイラン人の男性から、3年越しの手続き・審査がようやく終わり、カナダ政府から永住ビザがおりま...

ドイツの指物師

先日書いた「外国人が見た日本」の中で、ドイツのマイスター制度について少し触れました。この制度のことを、なんだかなぁ、と感じていましたが、やはり2004年に大規模な法改訂があって、対象職種が大幅に削減されました。昔ながらの...

能面のお土産

高校生で合唱部に所属している娘が、この春、高校最後の公演でなんとポーランド+リトアニアに10日間かけて回ってきた。その際、学校側はポーランドの受け入れ先機関に、日本の土産として能面を贈ったとのこと。そういえば、能面は外国...

房州うちわ – 受け継がれる日本の手仕事

房州うちわは、千葉県内で始めて国の伝統工芸品として指定され、京都の京うちわ、四国の丸亀うちわとともに日本三大うちわの一つ。本体に柄を差し込んで仕上げる京うちわ、柄の平らな丸亀うちわに対し、房州うちわの特徴は竹の丸みを生かした丸い柄。そして柄の上にできる細かく裂いた竹で編まれた扇形の窓の美しさ。1本の丸い竹で柄から骨組み...

沖縄の布 -首里織、ミンサー織-

以前に取り上げた芭蕉布や紅型以外にも、沖縄独特の布地はたくさんあります。首里織は琉球王朝のまさにお膝元で生まれ、多彩な色や織の技法を発展させていき、現在では花織や首里道屯、首里絣、首里手縞など多くの種類に分けられます。八重山など各地で織られたミンサー織は場所によって少しずつ違うようです。